焼肉にする肉に、神戸牛というのがありますが、神戸で生まれ育った牛ではないんですよ。中には生粋のものも居ますが、兵庫県産、但馬牛の中から、厳しい規定を通った牛だけが、神戸ビーフになるんですよねえ。まず、呼び方なんですが、神戸牛というのは正式名が、神戸肉、もしくは神戸ビーフというんです。一般的には神戸牛で通ってますがね。紛らわしいかも知れないですが、呼び方で本物とか、偽者とか云うのもないんです。まあ、美味しく頂ければ、それで良いんですよ。焼肉の神戸ビーフを認定する推進協議会では、神戸肉もしくは神戸ビーフとして定義してます。これは昔からの、神戸の肉屋で遣われる事が多いですね。看板にも、純神戸肉なんて出してるんですよ。また、神戸牛という牛は居ないんです。神戸ビーフを見出したのは、港町の神戸へ昔遣って来た、外人さんだったんですよ。コーベビーフといったのが、そのまま日本語になったんですねえ。他の地域の古い焼肉店なども、神戸ビーフと呼んでる所が多いです。焼肉にする神戸牛が育つ場所は、兵庫県北部の但馬地方から淡路島まで、兵庫県内で生まれ育った、兵庫県産但馬牛の中から厳選されるんです。兵庫県産但馬牛は、黒毛和牛という品種です。兵庫県内で育つ他の品種が、神戸ビーフになる事はないんですよ。神戸ビーフになるには、但馬牛の兵庫県産で、県内の食肉処理場に出された物です。ランク別は、A、Bがそれぞれ5つ。それと、A、B各4の一部、と認定された、処女牛か去勢牛となってます。焼肉にすると、旨い筈ですよね。
息子が野球部でして試合の後は焼肉と暗黙の了解になっています。どちらかといえば男の子は肉が好きですね。煮た肉よりもだんぜん焼肉ということで近くの焼肉店に出かけます。息子が好きなのはカルビです。焼けたそばからぱくぱく食べまくるので金額がどうなっているのかすごく気にしながら食べる母です。でも焼肉を食べている姿がとても幸せそうなので遠慮しないでどんどん食べて欲しいと思っています。試合の疲れが取れるなら安いものです。
今回は、私の焼肉における流れについて説明をしたいと思います。まずはお店に入ります。お店に入ると当然ながら、席に座り、メニューを見ます。そこで最初に何を食べるか、じっくり考えます。じっくり考えた挙句、まず最初に頼むのはタン塩です。だって、いきなり濃いものから食べたら、網がすぐ汚れてしまいますし、いきなり濃い味ですと、後に汚水味を食べたときにその印象が薄まってしまいますから。それにタン塩は早く焼けるのも魅力です。タン塩はどうやって食べるかといいますと、レモンを搾って食べます。
焼肉ならいくらでも食べられますが、一番の好みはタン塩です。コリコリとして歯ごたえのある牛タンにレモンを絞ってあっさりと塩味で食べるのですが、これは絶対におすすめです。特においしい食べ方というのは、焼き上がった牛たんをレモン汁につけて食べるのではなく、網で焼いているところにレモン汁をかけ、その汁を包み込むように一気に口に持っていく食べ方が絶品です。また刻んだネギをたっぷり乗せたネギタン塩もおすすめです。肉の片面だけをしっかり焼いて、ネギを包み込むようにして食べると、お口の中に幸せが一杯に広がるおいしさで、手が止まりません。タン塩の次においしい焼肉といえば、トントロでしょう。
焼肉には、人それぞれ楽しみ方があると思います。鍋の場合は全てごちゃ混ぜになってしまうので、自分のこだわりを発揮しずらい状況にあると思います。しかし焼肉に関しては網がありますので、網にエリアというかゾーンを設定して、そのゾーン内で自分の楽しみを堪能する、といった楽しみ方が出来ます。逆にそのゾーンに侵入してくる輩がいれば、それは即刻排除します。そこはエリアとかゾーンというよりも、絶対領域というか、聖域なのです。私はいつも焼肉においては隅の部分をいただきます。そこのほうが邪魔になりませんし、気兼ねなくゆっくり焼けます。
焼肉で一番好きなものはロース、はらみ、カルビ、そしてホルモン何でもです。あまり焼肉店で食べると言う機会はありませんが、本場の韓国の焼肉と言う物を味わってみたいものです。日本での焼肉と韓国の焼肉の違いは、2つ有ると言います。まず1つ目は、肉を焼いてからタレを付けて食べるのが日本の焼肉ですが、韓国の場合は、肉をタレに漬け込んでから焼きます。焼いた後は特別なタレなどを使用しないでそのまま頂くというものです。もう1つの違いは、肉を食べ易い大きさに切ってから焼くのが日本の焼肉のスタイルですが、韓国の焼肉では大きいまま焼いて、食べる時にハサミを利用して切って食べるのです。