焼肉屋では「とりあえず」タン塩|焼肉店でおいしい焼肉を堪能しよう

私は、焼肉に関して人とは異なった好みをもっています。別に「通」やスノッブを気取っているわけでもなく、あまのじゃくなわけでもありません。アウトローや厭世的な人間でもありません。本当に好みが異なるのです。そんな私が唯一、人と価値観が合うのが、タン塩です。焼肉におけるタン塩とカルビは、居酒屋における枝豆とビールによく似ている役割だと思います。それは、いずれのメニューも「とりあえず」頼むものであるように思えるからです。居酒屋に行くととりあえずビールと枝豆で乾杯をします。それと同様に、焼肉にいくと、とりあえずタン塩とカルビを頼むことが多いです。カルビに関しては、みんなが食べるであろうと言う意味合いからだと思います。そういった意味合いでは、焼肉屋におけるカルビと言うのは、居酒屋におけるビールや枝豆のみならず、万人好みな「鶏のから揚げ」的ポジションにもあるかもしれません。ではタン塩はどうでしょうか。タン塩も少しそういった雰囲気はあります。しかしタン塩に関しては、カルビとは異なった理由の「とりあえず」があると思います。それは、タン塩はまず火の通りが早いので、間髪入れずに食べることができると言う点があります。焼肉が焼けるまでの「間」というのは、何とも言えずビミョーな空気ですから。そして、鉄板もしくは網に対するダメージが少ないこともあります。いきなりホルモンなどを焼こうものなら、特に鉄板だとあっという間に汚れてしまい、その後の全てのメニューがホルモン味になってしまいますからね。


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